技術職女子の日記

技術職女子がもがいてる日記。

卒論が間に合わなそうなのに普通の頑張り方忘れた

以前の日記にも書いたのですが、私は卒業まであと4ヶ月の大学院生です。つまり、今卒業研究に追われています。今年中に、実験を全て終わらせて、論文の大体の流れを決めて、タイトルを決めなければいけません。

どう考えても実験が終わりません(泣)
やるべき実験全体のうち半分も出来てません。冗談みたいな話です。残り半分を1ヶ月弱でやるなんて無謀にもほどがあります。

以前から研究が進まないし何すればよいかわからないということで、一時期は本当に辛く、学校に行くのが嫌で、毎日寝付きは悪いし家でも学校でも泣いていたのですが、
今は(以前の日記にも書いたように)「辛い辛いを飾ってレ・ミゼラぶって(可哀想な人ぶって)もいいことがない」と思っており、一応平常心で学校に通い、先生の助けで研究の着地点みたいなものは見えてきているため、
まあなんと言うか今は比較的幸せな状況です。

なので、あとは時間との戦いなのですが、頑張り方を忘れました。笑

レ・ミゼラブってた頃は、普通の精神状態で研究室にいられなかったので、進みが鈍く、〆切直前に「ここでやらなきゃ社会的に死ぬ」というとこまで追い詰められて、心が死んだみたいな状況でタスクをなんとかこなしてたため、「毎日余裕を持ってコツコツとやるべきことをこなす」という頑張り方を忘れた。

真面目に普通に頑張ろうと思ったら、お馬鹿さんなのか「実験のためにつくったものが、実はちょっとしたミスで使えなかった」とかそうゆう躓きばかりで、「なんだこれ、めんどくせーよ」となります。
しかも、寒いので例年やる気が出ない時期です。実験めんどくせーよ。笑

M1の初めくらいは、差し迫った〆切もないのに、きちんと朝行って真っ当に研究して夜帰る生活を送れていたので、コツを思い出せばなんとかなるはずだけど、コツを思い出すうちに12月が終わりそうです。頑張れ自分。
(ちなみに、M1のこの頃やってたことは今考えたらただの迷走だったため、さらにはテーマが変わったため、卒論に載せられません。残念。こうゆう迷走が重なって、「研究進まない、学校嫌だ」になったんですよね。)

だいぶん大変な状況だし私はお馬鹿さんだけど、幸い「卒論で大事なのは、研究成果を出すことでなく、所定の体裁で所定の枚数を満たす文書を期日に然るべき場所に収めることだ」ということは理解できているため、なんとかなるでしょう。
卒論は、普通の査読付きの論文とは別物で、(全部が失敗していて新規性ゼロでも)何かやってそのことについてまとめていて枚数を満たしていればオッケーなのです。私の失敗の記録は、後輩が似たような研究する時に読まれ、少なくとも同じ失敗を防いでくれるでしょう。

今は、とにかくデータが少なすぎて、どんな文豪もこのデータだけで枚数埋めるのは不可能という状況なので、1ヶ月でサクッとクズデータを量産して、芥川とか太宰も真っ青の文豪っぷりを発揮して枚数を埋めて、卒業旅行inヨーロッパに出掛けたいです。

なんか、記事ごとにやる気の具合が全く違うんですが、そうゆう振れ幅の大きさが私の課題だと思います。
社会人になるまでに、安定して程々に頑張り続けられるようになりたいです。
短距離走型の頑張りより、長距離走型の頑張りの方が大切だと思います、仕事人生は長いからです。

「素敵女子」を目指さない方が、私は素敵になれる。たぶん。

「素敵女子」って私の中の定義では「仕事も、恋愛も、オシャレも、趣味も、子育ても、全部完璧にこなしちゃう女子」のことです。ドラマや映画に出てくるみたいな、パワフルでキラキラした女性です。めちゃくちゃ憧れます。

でも、「そんなの最初から目指さない方が、私は素敵になれる」という気がしてきたので、そのことについて書きます。


まず一般に、幸せのために必須の要素とされてるものは「仕事、結婚、(趣味)」だと思います。

一昔前の「素敵女子」って、要するに「とにかく結婚関連で成功した女性」だったんじゃないかという気がします。具体的な要素としては「オシャレ、家事、子育て」この3つがきちんとこなせていたら素敵だったのではないかと。(それでも充分盛り沢山だと思いますが)
なぜなら、昔は「女性が定年まで働く」ということが今より珍しかったからです。

しかし、最近は女性も定年まで働くことは可能なため、仕事のウェイトが高まり、
また、ワークライフバランスとかQOLとか注目されて、趣味のウェイトが高まり(仕事、結婚程ではないけど)ました。

みんな欲張りなので、何か1つでは我慢できなくて、「全部!完璧にこなせるのがいい女!」みたいな息苦しさがあるように思います。
(まあこう思うのは、私が最近まで、そうゆう価値観の女性が多いTwitter界にハマっていた影響も大きいかもしれませんが)


でも、20年以上も生きていれば、自分の体力や気力の限界はわかります。
私には素敵女子になるのは絶対に不可能です。笑
おそらく素敵女子には、体力も気力もたっぷりの選ばれし者しかなれないんじゃないかと思います。


全ての項目を完璧にこなそうとして、失敗して、自分にがっかりするよりは、
最初から諦めて、「幸せに関わる項目の中で、何を重視して時間やお金を投資するか」考えることが個性に繋がるような気がします。


全部完璧にしたい!でもできない!うわああ!と思っていた時、友達(男だけど)から言われました。
「どれも80%くらいの達成度で満足するように心掛けると、余裕ができるよ」


「多くの分野では程々の自分を認めて、本当に大事だと思える1つの分野でだけ完璧を目指す」というのが、体力も気力も限られた私が素敵になれる方法なのではないかと、思ったのでした。

「消費による幸せ」と「生産による幸せ」のバランス

幸せは、ざっくりと2種類に分けられます。たぶん。消費することで得られる幸せと、生産することで得られる幸せ。

消費による幸せは、例えば美味しいものを食べた、買い物した、友達とカラオケに行った、小説や映画を楽しんだ。
生産による幸せは、例えば美味しい料理を作った、趣味で小物を作った、仕事で何か生み出した、小説を書いた、映画の批評をした。

消費による幸せは、お金と時間さえあれば誰でも得られる。手軽だけれど、長持ちしない。すぐに次の幸せが欲しくなる。
生産による幸せは、生産するための能力が必要。ハードルはあるけれど、一度生産したことによる幸福感は長持ちする。生産できる能力があるという事実が心の支えになる。

どちらか一方だけでは生きていけないから、私達は2つの幸せのバランスを取らないといけません。

消費による幸せだけを追うと、次から次へと消費しつづけなければならず、いつかお金や時間が底をつく、またはひたすら続く消費に疲れ果ててしまいます。
生産による幸せだけを追うと、おそらく生産能力をつけるための修行期間に心が折れてしまいます。

また、2つの幸せは相互に影響を及ぼします。よいものを生産するためには、よいものを消費した経験が必要です。逆に生産活動がより質の高い次の消費を生むこともあります。

一般には、若いうちほど消費に偏り、年を取るとともに生産が増えてくると思われます。なぜなら、若いうちは生産するための知識や経験を蓄積をするべく、消費する期間だからです。


消費による幸せと生産による幸せを、どのようなバランスにデザインするかは、その人の個性の表れるところだと思います。



ここから自分の話です。
卒業が近づくにつれて(あと4ヶ月)、自分の大学生活を振り返る機会が増えました。

研究室配属以前の私の大学生活は、文句なしに人生で1番楽しい期間だったと断言できます。幸せそのものでした。しかし、「なぜ幸せだったのか」ということまで考えると「ひたすら何かを消費する日々だったから」ということに気づきました。
そんな日が続かないことは知っていました。「人生の夏休みだね」といつも笑ってました。ならば、「人生の夏休みが終わって、生産が求められるような年頃を迎える準備としての、消費をしていたか?」と言われると、答えはノーです。何も考えず、悩みなんてないとばかりに、時間と、時間を売ってお金に変えた(アルバイトをした)資金を使って、ただ消費による幸せを謳歌していました。

私の手元には、幸せいっぱいの思い出だけが残りました。
研究室に入ってからしばらくの間は、「昔はあんなに幸せだったのに」と懐かしんでばかりいました。でももう夏休みは終わり、あれほど時間が有り余っていて消費に消費を重ねられる時期はやってきません。
もう私は、消費による幸せだけで満足できる年頃ではなくなりました。研究で何か意味有りげなことを成したいし、ただ本を読み流すだけでなく文章を書けるようになりたいし、自分の好きな物について語る自分の言葉がほしいです。

何かと忙しく、自分の時間が取りづらくなってきましたが、今から自分の望むような生産による幸せを得られるように努力したいです。過去のツケを払うときです。

あなたは、自分の望む消費と生産のバランスを保てていますか。
たまに立ち止まって、考えてみるべきかもしれません。

高校時代に詠んだ短歌が出てきた

高校の修学旅行はスキー漬けでした。どうもスキーにセンスがなかったらしい私は、毎日大変でした。笑

旅行から帰った後の国語の課題で「修学旅行の思い出を短歌にする」というのが出され、その時の短歌が発掘されたので、載せてみます。
本当は3つでいいのに大量に考えた私。

・右足と左足とがケンカして白い斜面を滑り落ちてく
(スキーつらい)

・名前とか覚えてくれるの嬉しいが転けたときには呼ばないでくれ
(スキーインストラクターさんに捧ぐ)

・スベるのは得意なのだと自虐的 この歌自体スベってるけど
(事故ってる歌...)

・旅行中乾燥してるのいいことに猛威を奮うインフルエンザ
(蔓延して大変でした)

・もう少し経ったらいずれ冬の季語なっちゃうかもね インフルエンザ
(季語があるのは俳句ですよ?インフルこだわりすぎ)

・真夜中に部屋を抜け出す夢をまた叶えられずに今夜も眠る
(漫画でよくあるやつ、憧れるけどチキンだからできたことない)

・美しい雪景色より忘れがたいお菓子パーティー花より団子
(成長期だから)

・鍵挿すが鍵が開かない よく見たら自分の部屋の1階下だ
(唐突なドジっ子アピール...)


スキーだけじゃなく、短歌のセンスがないことにも気づいてしまった修学旅行でした。

でも、文字数を整えるのだけは得意でいくらでも浮かんだんだよな〜。

懐かしいです。何かしらの形で記録を残すのって大切ですね。

レ・ミゼラぶるのをやめない限り、私は幸せになれない

レ・ミゼラぶる : 惨めな人ぶる

皆さん、自由に使って下さい(笑)

自分のオリジナルと思ってるけど、車輪の再発明だったらすみません。

最近、ふと思ったんですが、「(最低限の衣食住が整っている限り、)大抵の不幸は、悪い事がたくさんある状態ではなく、悪い事ばかりが気になる状態」なのではないかという気がします。

ごく平凡な人が「幸せになれるか、不幸になるか」は、結局「今の生活から、幸せを多く見つけられるか、不幸を多く見つけてしまうか」なのではないかと。私の想像が及ばないような体験をした人にはちょっと何も言えないですけど。

もちろん、努力のおかげでよりよい物が手に入ったり、よりよい成果をあげたりすることは大事です。しかし、まず得たものによる幸せに目を向けられない人は、「もっともっと」と次のものを求めて、永遠に幸せに辿り着かない。

今の私は、研究がうまく行ってないままM2の11月が終わりそうで、毎日研究のことを考えてはどんよりした気持ちで過ごしています。
(女子大(学院)生の日記です。(学院)ありとなしでは似て非なるものなんですけどね、タイトル詐欺ですね...)
いつも、「なんで他の人みたいにできないんだろう」とか「無能な自分は成果もなくお金だけ使って」とか「来年度から技術職で働けるのか」とかそんなことばかり考えてます。どうしてこうなった。笑

でも、結局それは「なんてダメで惨めな自分」って思って、その自分を額縁に入れて眺めては不幸な気分に浸ってるだけなんですよね。レ・ミゼラぶってる。

研究がうまく行かないことは辛い。ずっとうまくいってないことを、うまく行くように頑張り続けることはもっと辛い。頑張り続けることに疲れて、レ・ミゼラぶることで頑張らない自分を正当化しても、幸せにはなれない。正当でないことは自分がよくわかっているから。

私は本当は不幸ではない。親の仕送りで衣食住を保障されていて、家族がいて、僅かながら友達もいて、趣味があって、心さえ折らなければたぶんなんとか卒業できて、そもそも研究がうまくいかないのは私が無能だからではないかもしれない、他の人が私のテーマで研究していて成果が出たかなんてわからない、少し要領が悪いだけで要領が掴めたら立派に研究できるかもしれない、来年度からの仕事がうまくいかないかなんてわからない。

レ・ミゼラぶるのをやめて、自分の現状を客観的に把握したい。自分の幸せを認め、うまく行ってない部分を解決するための方法を冷静に考えたい。

卒業まであと約4ヶ月。自分の心を自分でコントロール出来る様になることが、社会人になる前に何より重要だという気がする。

ほぼ日手帳の紙が透けるのが気になってしょうがない話

最近、一時的に意識高い系になっており、「死ぬまでの目標とか、毎月の目標とか管理するやで!日々の記録つけるやで!」と来年からほぼ日手帳を使うことにしました。

去年まで毎年使ってたHIGHTIDEのWeeklyよりお高かったけど、勇気を出してほぼ日の本体を買い、金欠のため普通の文庫本カバー(無印500円)に挿入。
(Weeklyの手帳だと、写真左の手帳が最高だと思ってます。)
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ワクワクしながら、とりあえず12月の予定を書き込んで見たところ、紙が薄すぎて裏から透けるのが気になります(;_;)
使用したペンは、「三菱のシグノ」と「ゼブラのマイルドライナー」。
滲みはしないけど、たくさん書き込むと見辛くなりそうですね。
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調べてみると、ペンの種類によりだいぶ透け度は変わるらしいです。とはいえ、シグノを「透けにくいペン」として紹介されてる方もいらっしゃるので、消えないペンでこれより改善するのは難しそうです。透けにくさでは「フリクション」が最強らしいんですけど、消せないペンで書きたいんですよねー。困りました。

ひとまず1年は使ってみて、慣れるのを期待します。

ちなみに
ほぼ日のよい点は
・サイズ感
(文庫本サイズだし厚すぎない)

・書くスペースの多さ
(1日1ページ、
毎月始めに1ページ空白があるので目標や振り返りに使えそう、
最後の方にtime table やグラフやお気に入りの本映画をメモするページがついている)
・全部のページが開きやすい

悪い点は
・裏から字が透ける
・今日の一言のスペースを空白にして欲しい

です。

2016年をよい一年にしたいです。

ブログ始めました

恐らく、今まで何人もの人が同様のタイトルでブログを書いてきたことだろう。

ずっと文章が書ける人に憧れていたけれど、
自分は無理だと諦めていた。
でも、チャレンジしなきゃ始まらないし
下手は下手なりにマシな文章が書けるようになるだろうし、
マシな文章を書くって今後働く上で大切だろうし。
と思って、ブログ始めました。笑

いつか自分の言葉を手に入れられたらいい。