技術職女子の日記

技術職女子がもがいてる日記。

工学部の就活における身だしなみの基本(女子向け)

近年、就活のあり方が変化しており、
「就活に向けた準備」の重要性が増しています。

現在の就活においては「就活の型」のようなものが存在し、その型通りの無難な行動を取ることが、採用の最低ラインとなっているように感じます。(あくまで最低ラインですが)
単に能力や学歴の高い人が、準備をせずに選考を突破するのは、昔に比べて難しくなっていると思います。


就活関連の書籍やセミナーは多数ありますが、主に文系向けに書かれています。
しばしば理系(特に推薦制度のある工学部)にはあてはまりません。

そこで、ブログで自分の経験談を書き留めたいと思います。
私は工学系(特に女子が少ない分野)の院卒として就活をしました。


今回は「工学部の就活における女子の身だしなみ」について書きます。

※あくまで「経験から感じたこと」です。就活の身だしなみに絶対はないので、自己判断でお願いします。
また、工学部の中でも分野や学歴によって、就活の厳しさが違います。自分の場合に当てはまるか、各自判断をお願いします。


対象者は以下の通りです。
・女子
・工学部(特に女子が少ない分野)
・企業の技術職志望
(サ○バーエージェ○トなど見た目が必要な特殊企業を除く)


本記事の構成は以下の通りです。

1.身だしなみに関する基本方針
2.化粧
3.髪型
4.スーツ(スカートかパンツか)
5.証明写真



1.身だしなみに関する基本方針

唯一のルールは「あからさまな失礼はない身なりであること」です。

これさえ守れば、見た目が原因で落ちることはありません。別に、垢抜けなくてもブスでも問題ありません(垢抜けないブスの経験談)。また、多少の身なりのミス(服装がカジュアルすぎたとか)の挽回のチャンスは、文系より多いと思います。
身だしなみを過度に気にする暇があるなら、研究の話をうまくできるように準備しましょう。
※サイ○ーエー○ェントみまいなキラキラ企業とか、小規模で社長の好き嫌いで採用が決まるような企業は別です。

上記の理由は、(1)技術職の仕事内容に見た目はそれほど重要でないから。(2)見た目以外に個性が発揮できるポイント(研究内容)があるから。というところです多分。

そこで、この後の章では、「あからさまな失礼を避ける最低ライン」を提示していきます。


2.化粧

就活メイクに関して重要なのは
「(1)化粧をしていることが伝わる」(化粧=礼儀だから)
「(2)派手すぎない」
の2点です。

フルメイクの場合のアイテムを以下に示し、時間がない場合の最低限必要なアイテムを☆で示します。(☆をしとけば、化粧をしてることが伝わるので)

☆下地
☆ファンデーション
☆アイブロウ
アイシャドウ
アイライン
マスカラ
☆チーク
☆口紅

また、化粧道具は高級なものを使う必要はありません。色やラメ感などで選びましょう。
しかし、アイテムの中でお金をかけるなら「下地」「ファンデーション」の2つです。理由は、塗る面積が広くて目立つ、1番崩れやすいからです。

ちなみに私は、下地とファンデはマキアージュ、その他はもう少し安いもの(インテグレート、viseeなど)を使ってました。

化粧のやり方に自信がない場合は、デパートかドラッグストアの美容部員さんに相談しましょう。その際は、空いてる時間(平日午前など)に行きましょう。
また、ドラッグストアで化粧品メーカーが出してる化粧の仕方のパンフをもらえます。

自力で勉強する場合は、下記のサイトが役に立ちます。
http://m3q.jp/t/1387

3.髪型

髪型に関して重要なのは、「(1)眉と耳が見えること」と「(2)お辞儀をしても崩れないこと」です。

(1)について
肌色の面積が広い方が明るく見えるからです。

ダサく見える〜と思うかもしれませんが
暗いおしゃれな人より、明るいダサい人を目指しましょう。笑
ダサいから落ちることは技術職の場合ないです。

(2)について
頻繁に髪を触るのは自信がなさそうに見えて、印象が悪いです。崩れないようにセットしましょう。
また、髪を触るのが癖になってる人は直しましょう。



(1)(2)を満たす髪型にする方法を具体的に説明します。

左右後ろの髪:
結べるなら結ぶ。1つ結びかハーフアップ(きちんと感は1つ結びの方が)。
結べないなら、耳にかける。耳の後ろ(ぱっと見見えない場所)をピンで止める。
両者とも軽くスプレーをふって固める。

前髪:
73くらいに分けて横に流して固めます。
耳にかかる場合、耳の後ろ(ぱっと見見えない場所)でピンで止めます。
耳にかからない場合、流す方向に型をつけます(方法は後述の動画を参照)。
両者ともスプレーでしっかり固めます。(不自然じゃない範囲で)

髪型セットのテクニックに関しては以下の資生堂の動画のシリーズが参考になります。


資生堂 就活ビジン ヘアスタイル 前髪(全ヘアスタイル共通)

4.スーツ(スカートかパンツか)

「偉い人との面接では、女子のスーツはスカートじゃないと落ちる」という説をよく聞きます。
年配の方ほど「女性=スカート」のイメージが強いからとか。

責任は持てませんが、経験から「女子の少ない分野の技術職就活では、パンツで問題ない」のではないかと感じました。

私は就活中ずっとパンツスーツで通しましたが、面接合格率は2/2社でした。(サンプルが少なすぎるので断言できませんが)

より大事なのは「ベストな精神状態で面接に臨むこと」だと思います。
パンツであることが負い目になりそうなら、スカートに。
逆にスカートが履きなれず落ち着かないなら、パンツに。
というのがいいんじゃないかと思います。


5.証明写真

必須なのは「写真屋さんに撮ってもらうこと」と「画像データをもらうこと」です。

最近はwebESでネットから写真をアップする場合もあるので、データ必須です。

機械の証明写真は見たら分かります。「間に合わせで失礼」という印象を与える可能性があるので避けましょう。

女子の場合、オプションで「ヘア」「メイク」「フォトショ加工」がつけられます。「ヘアセット」はおすすめします。1番難しい&目立つからです。
他は、つけた方が仕上がりは圧倒的にいいですが、必須ではありません。予算と相談して下さい。
前述の通り、写真映りが悪いせいで落ちることはないからです。(機械で撮らなければ)

ちなみに私は、ヘアセットのみ付20枚で2000円代のとこで撮りました。かなり安く済ませたと思いますが、特に問題なかったです。



大体こんな感じです。


身だしなみは最低限のコストで無難に仕上げて、
企業研究や、ESや面接でしゃべる内容(特に研究)について練ることに尽力を尽くしましょう。